专利摘要:
オーディオファイル及びビデオファイルを含むマルチメディア電子メールを合成するための装置及び方法と、その方法を行うためのコンピュータプログラムを具現するコンピュータ読み取り可能記録媒体が示され、マルチメディア電子メール合成装置は、電子メールの内容を分析するための電子メール分析ユニットと、電子メール分析ユニットによる分析結果を利用してオーディオファイルを合成するオーディオファイル合成ユニットと、電子メール分析ユニットによる分析結果を利用してビデオファイルを合成するビデオファイル合成ユニットと、オーディオファイルとビデオファイルとを結合するためのオーディオ/ビデオファイル結合モジュールとを含む。これにより、合成されたマルチメディア電子メールは、従来技術に比べて、さらにユーザに親和的であって多様な形態の情報を提供することができ、装置の活用度も高めることができる。
公开号:JP2011507092A
申请号:JP2010537836
申请日:2008-06-03
公开日:2011-03-03
发明作者:セ−ヒョン キム,
申请人:サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド;
IPC主号:G06F13-00
专利说明:

[0001] 本発明は、電子メールに関し、特に、一般的な電子メールからマルチメディア電子メールに合成する装置及びその方法に関する。]
背景技術

[0002] 一般的に、電子メールを受信する時、ユーザ(または受信者)は、電子メールプログラムを実行し、画面上に表示された電子メールを読み、その内容を把握することになる。
しかし、このような視覚的電子メールの伝達方法は、ユーザの目を介してのみ確認されうるという制限がある。また、従来の電子メールプログラムは、制限された項目、すなわち、電子メール発信者が提供する情報や、メールサーバによって提供される情報だけを受信者に提供するという問題点がある。]
[0003] 近年、このような従来の電子メール閲覧方法以外に、音声による電子メール提供方法が開発されている。すなわち、テキスト(text)形態になっている電子メールを、TTS(text−to−speech)エンジンを利用して音声に変換し、ユーザに電子メール内容を聴覚的に提供する方式である。しかし、音声だけで電子メールを確認する方法は、ユーザの聴覚にのみ依存することになるので、ユーザに伝達できる情報の量に制限がある。]
[0004] また、電子メールの確認に利用される装置、すなわち、パソコン(PC)、PDA(personal digital assistant)、携帯電話などは、一般的に、ディスプレイ及びスピーカをいずれも含んでいるという点を考慮すれば、従来の視角にのみ依存する電子メール確認方法や、聴覚にだけ依存する電子メール確認方法は、与えられた装置の資源を十分に活用していないという問題点がある。また、従来の音声電子メール提供方法は、画一化された音声や背景音だけを提供するので、ユーザの趣向やそれぞれの電子メールの内容を反映できないという問題点がある。]
発明が解決しようとする課題

[0005] 本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点を克服するために、オーディオファイル及びビデオファイルが結合されたマルチメディア電子メールを合成する装置及びその方法を提供することである。
特に、本発明によるマルチメディア電子メール合成装置及びその方法を介して、ユーザに電子メールと関連したさらに多くの情報を提供することはもとより、ユーザの趣向や電子メールの内容を反映したオーディオ/ビデオファイルを合成するところにある。]
課題を解決するための手段

[0006] 上記技術的課題を解決するための本発明によるマルチメディア電子メール合成装置は、電子メールの内容を分析するための電子メール分析ユニットと、前記電子メール分析ユニットによって分析された結果の少なくとも一部を利用してオーディオファイルを合成するオーディオファイル合成ユニットと、前記電子メール分析ユニットによって分析された結果の少なくとも一部を利用してビデオファイルを合成するビデオファイル合成ユニットと、前記オーディオファイルとビデオファイルとを結合するためのオーディオ/ビデオファイル結合モジュールとを有することを特徴とする。]
[0007] 上記技術的課題を解決するための本発明によるマルチメディア電子メール合成方法は、電子メールの内容を分析する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてオーディオファイルを合成する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてビデオファイルを合成する段階と、前記合成されたオーディオファイルとビデオファイルとを結合する段階とを有することを特徴とする。]
[0008] 上記技術的課題を解決するための本発明によるコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、電子メールの内容を分析する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてオーディオファイルを合成する段階と、前記電子メール内容の分析結果の少なくとも一部を用いてビデオファイルを合成する段階と、前記合成されたオーディオファイルとビデオファイルとを結合する段階とを有するマルチメディア電子メール合成方法を、コンピュータで実行させるためのプログラムとして記録したことを特徴とする。]
発明の効果

[0009] 第一に、聴覚的な側面で見るとき、本発明による場合、音声データ以外に、電子メールの内容と関連した多様な背景音を挿入することによって、ユーザが電子メールの内容を聞いて理解することを手助けし、かつユーザが電子メールを楽しむことができる。
第二に、視覚的な側面で見るとき、本発明による場合、音声に変換された電子メールを聞いている最中に付加的な情報が必要である場合、ディスプレイ装置を介して、現在聴取中の電子メールの本文及び電子メール発信者に係わる情報を提供することができる。また、電子メールの分析を介して、電子メールの内容と関連した背景画像を挿入することによって、ユーザが電子メール内容を理解することを助け、ユーザに感性的楽しみも与えることができる。
すなわち、本発明によるマルチメディア電子メールは、従来技術に比べ、さらにユーザ親和的であって、多様な形態の情報を提供することができ、装置の活用度も高めることができる。]
図面の簡単な説明

[0010] 本発明によるマルチメディア電子メール合成装置の構成を示す機能ブロック図である。
図1の電子メール前処理モジュールの具体的な構成を示す機能ブロック図である。
図1のファイル合成用データDBに保存されたデータの種類を示す図面である。
合成されたマルチメディア電子メールを再生するための装置の構成を示す機能ブロック図である。
本発明によるマルチメディア電子メール合成方法の具体的動作を示すフローチャートである。
図5の電子メール前処理段階を構成するさらに具体的な動作を示すフローチャートである。
図5のオーディオファイル合成段階で行われる動作について、さらに具体的に説明するためのフローチャートである。
図5のビデオファイル合成段階で行われる動作について、さらに具体的に説明するためのフローチャートである。] 図1 図5
実施例

[0011] 以下、添付した図面を参照しつつ、本発明による望ましい実施形態について説明する。]
[0012] 図1は、本発明によるマルチメディア電子メール合成装置1の構成を示す機能ブロック図である。
本発明によるマルチメディア電子メール合成装置1は、大きく分けて、電子メール統合管理モジュール101、電子メール前処理(pre−processing)モジュール102、電子メール分析ユニット12、オーディオファイル合成ユニット11、ビデオファイル合成ユニット13、ファイル合成用データデータベース(以下、DB)105、及びオーディオ/ビデオファイル結合モジュール106を含む。] 図1
[0013] 電子メール統合管理モジュール101は、ネットワーク・インターフェースを介して接続された外部のウェブメールサーバや内部メールサーバから、ユーザ(または電子メール受信者)アカウントに属する一つ以上の電子メールをダウンロードし、電子メールを収集する機能を行う。]
[0014] 電子メール前処理モジュール102は、電子メール統合管理モジュール101によって収集された電子メールを分析し、抽出・変換する役割を担当する構成要素であり、さらにタグ分析器1021、トークン抽出器1022、及び文章抽出/変換器1023を含む(図2参照)。] 図2
[0015] タグ分析器1021は、まず1つの電子メールを構成する項目を、項目のタグを参照して項目別に分類する。電子メールを構成する代表的なタグの例としては、発信者、受信者、題名、日付、署名、原文(original message)、再伝送内容、本文などがある。]
[0016] 電子メールのトークン抽出器1022は、タグ分析器1021による分類結果を参照し、各タグに対応する項目の内容、すなわち、トークン(token)を抽出する。
例えば、電子メール前処理モジュール102は、「発信者」タグにリンクされた発信者の電子メールアドレスを抽出したり、「本文」タグにリンクされている本文データを抽出する。ここで、発信者及び本文がタグに該当し、発信者の電子メールアドレス及び本文データがトークンに該当する。]
[0017] 文章抽出/変換器1023は、電子メールのトークン抽出器1022によって抽出されたトークンから、オーディオファイルまたはビデオファイルの生成に用いられるような文章を抽出したり変換したりする。
たとえば、文章抽出/変換器1023は、ビデオファイル合成モジュール113に伝送する本文表示用文書を生成するために、トークン抽出器1022によって抽出されたトークンのうち本文トークンだけを選択し、残りのトークンは除外する。ここで、本文というのは、発信者が受信者に伝達しようとする主要内容であり、電子メールアドレス、署名、原文などと区別される。]
[0018] また、テキスト−音声変換モジュール107が使用する音声合成用文書を生成するために、まず本文トークンを抽出した後、本文に含まれている各種略語及びユーザ指定記号などを発音記号に変換する(本文表示用文書は、音声合成用文書と同じ内容を有することもできる)。また、文章抽出/変換器1023は、発信者情報を抽出するのに必要な発信者IDだけを抽出し、発信者情報抽出部111に伝送したりもする。
電子メール分析ユニット12は、キーワード抽出モジュール103及び電子メール内容分析モジュール104を含む。]
[0019] キーワード抽出モジュール103は、電子メール前処理モジュール102から受信したトークンから、キーワードを抽出する。キーワードというのは、電子メール内容分析モジュール104で、電子メールをカテゴリー別に分けるとき、分類の基準になる単語を意味するものであり、当該電子メール中で反復的に出てくる単語や、学習によって有意であると登録された単語であり、あらゆるメールに共通して登場する「こんにちわ」のような言葉は、キーワードには分類されない。]
[0020] カテゴリーは、天気、家族、政治、業務、ショッピング情報、経済などのようなトピックを示し、例えば、抽出されたキーワードが「最低価格」「限定セール」などであるならば、電子メール内容分析モジュール104にてショッピング情報カテゴリーに関連づける確率値が高くなり、キーワードが「株式」である場合、業務又は経済カテゴリーに関連づける確率が高くなる。各キーワードが特定カテゴリーに属することになる確率値は、学習過程であらかじめ決まっていなければならない。すなわち、キーワード抽出は、学習過程で登録された単語を抽出する工程である。]
[0021] 電子メール内容分析モジュール104は、キーワード抽出モジュール103によって、いずれか1つの電子メールから抽出されたキーワードを利用し、電子メールの内容を分析する。たとえば、電子メール本文から抽出されたキーワードそれぞれについて、各キーワードがある特定カテゴリーに含まれる確率を計算し、この確率をカテゴリー別に累積し、最も高い累積確率を有するカテゴリーが選択される。
本発明による他の実施形態では、電子メール内容分析モジュール104は、本文のキーワードを利用する代わりに、発信者情報、電子メール題名などだけを利用してカテゴリーを選択することもできる。]
[0022] 前記ファイル合成用データDB105は、主題/分類別に多様な音楽データ、効果音データ、静止画像データ及び動画像データなどを含む(図3参照)。] 図3
[0023] オーディオファイル合成ユニット11は、テキスト−音声変換(text−to−speech converter)モジュール107、背景音選択モジュール108、及びオーディオファイル合成モジュール109を含む。
テキスト−音声変換モジュール107は、電子メール前処理モジュール102から受信した音声合成用文書に含まれた発音記号やその他関連したデータを利用し、テキストを音声に変換する。]
[0024] 背景音選択モジュール108は、電子メール内容分析モジュール104から受信した分析結果を参照し、ファイル合成用データDB105に保存されている適切な背景音(例えば、音楽データ、効果音データ、及びそれらの組み合わせ)を選択する。例えば、電子メールが家族の一員から受信したものであるならば、「ホーム・スイート・ホーム」のような曲を背景音として選択でき、家族のうち幼い娘からの電子メールである場合、事前に登録された子供の笑い声や子供が歌った歌を効果音として入れることができる。]
[0025] オーディオファイル合成モジュール109は、テキスト−音声変換モジュール107によって変換された音声データと背景音選択モジュール108によって選択された背景音とのボリュームレベルを調整して結合し、1つのオーディオファイルを作成する。また、オーディオファイル合成モジュール109は、オーディオファイルを、ユーザが選択したオーディオフォーマット(例:MP3、AAC、OGG、waveなど)によってエンコーディングする。]
[0026] ビデオファイル合成ユニット13は、発信者情報データベース(以下、DB)110、発信者情報抽出部111、背景画像選択モジュール112及びビデオファイル合成モジュール113を含む。
発信者情報DB110は、電子メール発信者に関連した情報を含んでいる。このような情報の例としては、発信者の氏名、職業、重要度、勤務地のような身上情報、発信者の写真、ユーザが発信者と関連して記載しておいたメモなどがある。]
[0027] 発信者情報抽出部111は、まず、電子メール前処理モジュール102から、発信者ID(identification)(例えば、電子メールアドレス)を受信した後、発信者情報DB110からこのIDに対応する発信者情報を抽出する。
背景画像選択モジュール112は、電子メール内容分析モジュール104から受信した分析結果を参照し、ファイル合成用データDB105に保存されている画像(例えば、静止画像データ、動画像データ)のうち、適切な背景画像を選択する。例えば、電子メールが顧客から受信したものであるならば、顧客の顔を直ちに思い出させる写真や、顧客と共に撮影した画像等でなりうる。]
[0028] ビデオファイル合成モジュール113は、電子メール前処理モジュール102から受信した1つ以上の本文表示用文書、発信者情報抽出部111によって抽出された発信者情報、及び背景画像選択モジュール112によって選択された背景画像を結合し、1つのビデオファイルを作成する。また、ビデオファイル合成モジュール113はユーザがあらかじめ選択したビデオフォーマット(例:MPEG、flash、wmvなど)によって、ビデオファイルをエンコーディングする。]
[0029] オーディオビデオファイル結合モジュール106は、オーディオファイル合成ユニット11によって合成されたオーディオファイルと、ビデオファイル合成ユニット13によって合成されたビデオファイルとを結合し、1つのマルチメディア電子メールファイルを作成する。]
[0030] 図4は、マルチメディア電子メール合成装置1によって合成されたマルチメディア電子メールを再生するためのマルチメディア電子メール再生装置3の構成を示す機能ブロック図であり、電子メール保存モジュール31、入力/出力(I/O)モジュール32、オーディオ再生モジュール33、スピーカ34、ビデオ再生モジュール35、及びディスプレイ36を含む。
入力/出力モジュール32を介して、マルチメディア電子メール合成装置1から受信したマルチメディア電子メールは、いったん電子メール保存モジュール31に保存される。] 図4
[0031] 保存されたマルチメディア電子メールを、マルチメディア電子メール再生装置3を利用して再生すれば、電子メールファイルのうちオーディオファイルは、オーディオ再生モジュール33によってデコーディングされた後、スピーカ34、イヤホンまたはヘッドホンを介して、ユーザにオーディオ信号(音声及び背景音)として伝えられる。
また、電子メールファイルのうちビデオファイルは、ビデオ再生モジュール35によってデコーディングされた後、ディスプレイ36上で視覚信号(例えば、本文、発信者情報、背景画像、その他適切な情報、及びそれらの組み合わせ)として表示される。]
[0032] 本実施形態で、電子メール合成装置1とマルチメディア電子メール再生装置3は、結合されて1つの装置として具現されうるが、他の実施形態では、電子メール合成装置1とマルチメディア電子メール再生装置3は、物理的に独立した別個の装置として具現することもできる。]
[0033] 図5は、本発明によるマルチメディア電子メール合成方法の具体的な動作を示すフローチャートである。
まずユーザは、電子メールを閲覧するために、本発明に従う電子メール(管理)プログラム、または電子メールビューア(viewer)を実行する(ステップ41)。
いったん電子メール(管理)プログラムが実行されれば、電子メール統合管理モジュールは、ウェブメールサーバや内部メールサーバから、ユーザアカウントの電子メールをダウンロードし、電子メールを収集する(ステップ42)。] 図5
[0034] ステップ43で、電子メール前処理モジュールは、オーディオファイル合成及びビデオファイル合成のために、ステップ42で収集された電子メールを分析し、抽出・変換する工程を行う。ステップ43で行われる具体的な動作については、図6を参照しながら後述説明する。] 図6
[0035] ステップ44で、電子メールの内容を分析する。
まず、キーワード抽出モジュール103(図1参照)は、電子メール前処理モジュール102から受信したトークンから、1つ以上のカテゴリーから決定されたキーワードを抽出する。その後、電子メール内容分析モジュール104は、キーワード抽出モジュール103によって抽出されたキーワードを利用したり、発信者情報、電子メール題名などを利用して電子メールの内容を分析し、電子メールに該当するカテゴリーを選択する。] 図1
[0036] ステップ45で、ユーザが電子メール提供モードを選択する。ユーザが選択できる電子メール提供モードは、オーディオ電子メールモード、ビデオ電子メールモード、及びオーディオ/ビデオ電子メールモードがある。]
[0037] もし、ユーザがステップ45で、電子メール提供モードとしてオーディオ電子メールモードを選択した場合、オーディオファイル合成工程だけ行われる(ステップ46)。オーディオファイル合成工程は、テキスト−音声変換及び/または背景音選択工程などを含むが、その具体的な動作については、後で図7を参照しつつ詳細に説明する。] 図7
[0038] もしユーザが、ステップ45で電子メール提供モードとしてビデオ電子メールモードを選択した場合、ビデオファイル合成工程だけなされる(ステップ47)。ビデオファイル合成工程は、電子メール本文、発信者情報、及び背景画像の取得及び結合工程を含むことになるが、その具体的な動作については、後で図8を参照しつつ詳細に説明する。] 図8
[0039] 一方、ユーザが、ステップ45で電子メール提供モードとしてオーディオ/ビデオ電子メールモードを選択した場合には、オーディオファイル合成(ステップ46)及びビデオファイル合成(ステップ47)が共に行われる。]
[0040] ステップ48は、オーディオファイル及びビデオファイルを結合する工程であり、オーディオ/ビデオ電子メールモードが選択された場合、ステップ46及びステップ47でそれぞれ合成されたオーディオファイル及びビデオファイルは結合され、1つのマルチメディア電子メールファイルを作成する。このとき、オーディオファイルに含まれた音声データと、ビデオデータに含まれた本文データは、同期(synchronization)させることが望ましい。]
[0041] 図6は、図5での電子メール前処理工程(ステップ43)の具体的な動作を示すフローチャートである。ステップ43は、電子メール前処理モジュール102によって行われる。
まず、ステップ51で、タグ分析器1021は、1つの電子メールを構成する項目をそのタグを参照して項目別に分類する。] 図5 図6
[0042] ステップ52で、電子メールのトークン抽出器1022は、タグ分析器による分類結果を参照しつつ、各タグに対応する各項目の内容、すなわち、トークンを抽出する。
ステップ53で、文章抽出/変換器1023は、ステップ52で抽出されたトークンから、オーディオファイルまたはビデオファイルの生成に使われるデータを抽出したり変換したりする。]
[0043] 図7は、図5のオーディオファイル合成工程で行われる動作について、さらに具体的に説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが、オーディオファイルに音声を含むように要請したか否かを判断した(ステップ60)後、要請があったとすれば、テキスト−音声変換を行う(ステップ61)。文書−音声変換器107は、文章抽出及び/又は変換工程(ステップ53)で生成された音声合成用文書を入力され、その文書に含まれた発音記号やその他適切なデータを利用し、テキストを対応する音声データに変換する。] 図5 図7
[0044] ステップ62で、ユーザがオーディオファイル(またはマルチメディア電子メール)に背景音を挿入することを要請したか否かを判断する。
もし、ユーザが背景音挿入を要請したとするならば、挿入する背景音を選択する(ステップ63)が、背景音選択モジュール108は、電子メール分析工程(ステップ44(図5参照))で取得した分析結果を参照しつつ、ファイル合成用データDB105に保存されている適切な背景音(例えば、音楽データ、効果音データ)を選択する(ステップ63)。] 図5
[0045] 以上のように選択された背景音は、ステップ61で変換された音声データと結合した(ステップ64)後、ユーザが選択したオーディオフォーマット(例えば、MP3、AAC、OGG、wave、など)によってエンコーディングされる。ただし、ステップ61及びステップ63のうちいずれか1つの工程が省略された場合には、ステップ64は行う必要がない。本発明による他の実施形態では、ステップ60及びステップ61と、ステップ62及びステップ63とをその順序を異ならせることもある。]
[0046] 図8は、図5のビデオファイル合成工程で行われる動作について、さらに具体的に説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが、電子メール本文をビデオファイル(またはマルチメディア電子メール)に含めることを要請したか否か(例えば、ユーザが電子メールを音声だけで聴取しつつ、本文内容を目で確認しようとする場合)を判断し(ステップ70)、もし本文を含める要請があるならば、まずビデオファイル合成モジュール113は、電子メール前処理モジュール102から本文表示用文書を取得する(ステップ72)。] 図5 図8
[0047] 次に、ユーザからビデオファイル(またはマルチメディア電子メール)に発信者情報を挿入するように要請されているか否かを判断し(ステップ72)、もし挿入要請があるならば、発信者情報を取得する。すなわち、発信者情報抽出部111(図1参照)はまず、電子メール前処理モジュール102から発信者IDを受信した後、このIDを媒体に、発信者情報DB110から対応する発信者情報を抽出する。] 図1
[0048] 次に、ユーザからビデオファイル(またはマルチメディア電子メール)に背景画像挿入要請があるか否かを判断する(ステップ74)。
もし、ユーザが背景画像挿入を要請したならば、挿入する背景画像を選択する(ステップ75)が、背景画像選択モジュール112は、電子メール分析工程(ステップ44(図5参照))で取得した分析結果を参照し、ファイル合成用データDB105に保存されている画像(例:静止画像データ、動画像データ)のうち適切な背景画像を選択する(ステップ75)。] 図5
[0049] ステップ76では、電子メール本文、発信者情報及び背景画像のうちから2つ以上が生成された場合、それらを結合して1つのファイルにする。電子メール本文、発信者情報、及び背景画像のうちから1つだけが生成された場合には、ステップ76は行われない。
ステップ71、73、75、又は76で生成されたファイルは、ユーザが選択したビデオフォーマット(例:MPEG、flash)によって、エンコーディングされる(ステップ77)。]
[0050] 本発明によるマルチメディア電子メール合成方法は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。]
[0051] コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(read−only memory)、RAM(random−access memory)、CD−ROM、磁気テープ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、光データ保存装置などがあり、また搬送波や搬送波信号(例えば、インターネットを介した有線、無線のデータ伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに接続されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードとして保存されて実行されうる。]
[0052] 以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者ならば、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態で具現されうることを理解することができるであろう。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなくして、説明的な観点から考慮されねばならない。本発明の範囲は、上述の説明ではなく、特許請求の範囲に示すものであり、それと同等な範囲内にあるあらゆる相違点は、本発明に含まれるものであると解釈されるものである。]
[0053] 1マルチメディア電子メール合成装置
3 マルチメディア電子メール再生装置
11オーディオファイル合成ユニット
12電子メール分析ユニット
13ビデオファイル合成ユニット
31 電子メール保存モジュール
32 入力/出力(I/O)モジュール
33オーディオ再生モジュール
34スピーカ
35ビデオ再生モジュール
36ディスプレイ
101 電子メール統合管理モジュール
102電子メール前処理モジュール
103キーワード抽出モジュール
104 電子メール内容分析モジュール
105ファイル合成用データDB
106オーディオ/ビデオファイル結合モジュール
107テキスト−音声変換モジュール
108背景音選択モジュール
109 オーディオファイル合成モジュール
110発信者情報DB
111 発信者情報抽出部
112背景画像選択モジュール
113 ビデオファイル合成モジュール
1021 タグ分析器
1022トークン抽出器
1023文章抽出/変換器]
权利要求:

請求項1
電子メールの内容を分析するための電子メール分析ユニットと、前記電子メール分析ユニットによって分析された結果の少なくとも一部を利用してオーディオファイルを合成するオーディオファイル合成ユニットと、前記電子メール分析ユニットによって分析された結果の少なくとも一部を利用してビデオファイルを合成するビデオファイル合成ユニットと、前記オーディオファイルとビデオファイルとを結合するためのオーディオ/ビデオファイル結合モジュールとを有することを特徴とするマルチメディア電子メール合成装置。
請求項2
前記電子メール分析ユニットは、電子メールに含まれた1つ以上のキーワードを抽出するためのキーワード抽出モジュールと、前記1つ以上のキーワードを利用して電子メールの内容を分析する電子メール内容分析モジュールとを含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項3
前記オーディオファイルに挿入するオーディオデータと前記ビデオファイルに挿入するビデオデータとを保存するためのファイル合成用データベースをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項4
前記電子メールの1つ以上のタグを分析するためのタグ分析器と、前記タグに対応する1つ以上のトークン(token)を抽出するためのトークン抽出器と、前記1つ以上のトークンからオーディオファイルまたはビデオファイル生成に使われるデータを抽出、変換、及び抽出変換のいずれか1つを行う文章抽出/変換器とを含む電子メール前処理モジュールをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項5
前記オーディオファイルは、音声データ、音楽データ、効果音データ、及び背景音データのうちから一つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項6
前記ビデオファイルは、発信者情報、電子メール本文、及び背景画像のうちから一つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項7
前記背景画像は、静止画像または動画像であることを特徴とする請求項6に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項8
前記オーディオファイル合成ユニットは、テキスト−音声変換モジュール及び背景音選択モジュールのうちから一つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項9
前記背景音選択モジュールは、前記電子メール分析ユニットによる分析結果の少なくとも一部に基づいて背景音を選択することを特徴とする請求項8に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項10
前記ビデオファイル合成ユニットは、発信者についての付加的な情報を取得するための発信者情報抽出部を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項11
前記ビデオファイル合成ユニットは、ビデオファイルに挿入する背景画像を選択するための背景画像選択モジュールを含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項12
前記背景画像選択モジュールは、前記電子メール分析ユニットによる分析の結果を利用して背景画像を選択することを特徴とする請求項11に記載のマルチメディア電子メール合成装置。
請求項13
電子メールの内容を分析する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてオーディオファイルを合成する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてビデオファイルを合成する段階と、前記合成されたオーディオファイルとビデオファイルとを結合する段階とを有することを特徴とするマルチメディア電子メール合成方法。
請求項14
タグを利用して電子メールを1つ以上の項目別に分類するタグ分析段階と、前記分類された項目に対応する1つ以上のトークンを抽出する段階と、前記1つ以上のトークンからファイル合成に使用されるデータを抽出、変換、及び抽出変換のいずれか1つを行う段階とを含む電子メール前処理段階をさらに有することを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項15
前記オーディオファイルを合成する段階は、電子メールのテキストを音声に変換するテキスト−音声変換段階を含むことを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項16
前記オーディオファイルを合成する段階は、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いて背景音を選択する段階を含むことを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項17
前記ビデオファイルを合成する段階は、電子メールの本文データを取得する段階と、電子メールの発信者の情報を抽出する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部に基づいて背景画像を選択する段階とのうちから1つ以上を含むことを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項18
前記ビデオファイルを合成する段階は、電子メールの本文データ、発信者情報、及び背景画像のうちから2つ以上を結合する段階をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項19
前記発信者情報は、発信者の氏名、職業、重要度、勤務地情報、発信者の写真、及びユーザが発信者と関連して記録したメモのうちから1つ以上を含むことを特徴とする請求項17に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項20
受け取ったオーディオフォーマットの選択の少なくとも一部に基づいて、オーディオファイルをエンコーディングする段階をさらに有することを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項21
受け取ったビデオフォーマットの選択の少なくとも一部に基づいて、ビデオファイルをエンコーディングする段階をさらに有することを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項22
前記オーディオファイルと前記ビデオファイルとを結合する段階は、オーディオファイルに含まれた音声データと、ビデオデータに含まれた本文データとを同期する段階を含むことを特徴とする請求項13に記載のマルチメディア電子メール合成方法。
請求項23
電子メールの内容を分析する段階と、前記電子メールの内容の分析結果の少なくとも一部を用いてオーディオファイルを合成する段階と、前記電子メール内容の分析結果の少なくとも一部を用いてビデオファイルを合成する段階と、前記合成されたオーディオファイルとビデオファイルとを結合する段階とを有するマルチメディア電子メール合成方法を、コンピュータで実行させるためのプログラムとして記録したことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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